- 2026年2月11日
超簡単にわかる現代思想!
――「本音と建前」のズレが、すべてを説明する話
超簡単にわかる現代思想!
――「本音と建前」のズレが、すべてを説明する話
現代思想(構造主義、ポスト構造主義、デリダ、フーコーなど)って、難しそうで敬遠しがちですよね。 専門書を開くと専門用語の嵐で「何が言いたいんだ…?」となります。
でも実は、超シンプルに一言で説明できるんです。
現代思想の本質は、「西洋が長年押し通してきた『建前(言葉・論理・ルール)』と、『本音(関係性・無意識・権力の仕組み)』のズレを暴く歴史。
それだけです。 「ふーん、そんな簡単なことなんだ」と思ってもらえれば大成功!
1. 西洋の「建前」って何?
西洋の近代(ルネサンス〜19世紀)は、「言葉や論理で世界は完璧に説明できる!」という大自信でした。
- 聖書:神の言葉(ロゴス)がすべて。
- デカルト:明確な論理で考えれば真理に到達。
- 契約社会:明文化されたルールで社会を動かす。
- マルクスや資本主義:経済の「設計図」(テキスト)で理想社会を作れる!
これがテキスト中心主義。 古いものを壊して、新しい明確な価値を作り出す「革新主義」の精神です。 めちゃくちゃ分かりやすいし、力強い。でも…
2. 「本音」の発見:ソシュールと構造主義
20世紀に入り、「あれ? 言葉だけじゃ世の中回ってないぞ?」と気づいた人たちが現れます。
- ソシュール(言語学の父):言葉の意味は「言葉そのもの」じゃなく、他の言葉との関係性(差異の構造)で決まる。 → 「テキストの裏に、見えないルール(本音)が隠れてる!」
これが構造主義の始まり。 人類学(レヴィ=ストロース)、精神分析(ラカン)へ広がり、「無意識の構造」「親族の構造」「権力の構造」が暴かれます。
数学でも同じことやってた! ブルバキ(フランスの数学者グループ)は、数字の中身を捨てて「関係性の構造」だけを抽出。 言語学と数学、違う分野から同じ「本音(構造)」を探っただけなんです。
3. ポスト構造主義:建前をちゃぶ台返し
さらに進んで、デリダやフーコーはこう言いました。
- 「本音(構造)すら固定じゃない! 全部流動的で、権力が入り込んでる!」
- 「言葉の外に『本当の意味』なんてない。全部ズレてる!」
これが脱構築。 建前(明文化された論理)が崩壊し、歪み(植民地主義、抑圧、偽善)が露わになった時代の思想です。
4. 外国語学習で例えると超わかりやすい
新しい言語を学ぶとき:
- シニフィアン(単語・文法)だけ覚えても、喋れません。
- シニフィエ(意味・文化・空気読み)も同時に学ばないと、すり合わせできない。
西洋は長らく「辞書(建前)だけ」で世界を支配できると思ってた。 でも実際は「ストリートで使われるスラング(本音)」で動いてた。 現代思想は、そのズレを解析した「大人の語学学習」なんです。
結論:現代思想は「偽善の崩壊史」
近代は「建前ゴリ押し時代」。 構造主義は「本音暴き時代」。 ポスト構造主義は「もう何も信じられない時代」。
これで終わり! 難しそうに見えた現代思想も、実は「建前ばっかりの社会が、どこかで立ち行かなくなった話」。 「なーんだ、そんなことか」と思ったら、あなたはもう現代思想の入口に立っています。
(参考:保守思想の父、エドマンド・バークはまさに「建前(革命の論理)より、本音(伝統・慣習)を守れ!」と叫んだ人でした)